トヨタ、4工場を5日まで停止

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共同通信
トヨタ自動車本社に掲げられている旗=愛知県豊田市

 トヨタ自動車は1日、豊田自動織機のエンジン不正を受けて生産を止めている東海地方の4工場6ラインについて、停止期間を5日まで延長すると明らかにした。不正が見つかったディーゼルエンジンを搭載している「ランドクルーザー」や「ハイエース」に加え、同じラインで造る「アルファード」といった人気車種に影響する。

 対象はトヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)と吉原工場(同豊田市)、いなべ工場(三重県いなべ市)、岐阜車体工業の本社工場(岐阜県各務原市)。当初は1日までの停止としていたが、該当車種の出荷再開のめどが立たないことから延長を決めた。6日以降については5日午後に判断する。