Published by
共同通信
共同通信
石川県輪島市で3日、能登半島地震の被災者向けに建設された応急仮設住宅へ、住民の入居が始まった。平屋18戸に、18世帯55人が入る予定。
市などによると、仮設住宅は同市マリンタウンの観光施設「輪島キリコ会館」東側の多目的広場に設置された。木造で窓は三重ガラスになっている。遮音効果が高い構造で、隣家の生活音が気にならないという。冷暖房完備で、キッチンやトイレ、風呂付き。断水が続いているため、上水をためる受水槽と下水の浄化槽も設置した。
市には4千件を超える仮設住宅への入居申請があるが、市内で2日までに着工したのは548戸にとどまっている。