三重・明和町長はねられ死亡

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共同通信
三重県明和町の世古口哲哉町長=昨年3月

 7日午前5時20分ごろ、三重県明和町行部の国道の側道を歩いていた同町の世古口哲哉町長(57)が、軽乗用車にはねられた。世古口町長は全身を強く打ち、松阪市内の病院に搬送されたが、約3時間後に死亡した。

 松阪署は7日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、軽乗用車を運転していた明和町、派遣社員稲生和紀容疑者(44)を現行犯逮捕した。署は容疑を同法違反(過失致死)に切り替え捜査している。

 署によると、稲生容疑者は出勤途中で、自ら「人をはねた」と110番した。側道は幅約3メートルで、事故当時は暗かったとみられる。

 同町によると、下村由美子副町長が当面の間、職務代理を務める。