次期日弁連会長に渕上玲子氏

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共同通信
日弁連の次期会長に当選が決まり、記者会見する渕上玲子氏=9日夜、東京・霞が関の弁護士会館

 日弁連は9日、小林元治会長(72)の任期満了に伴う次期会長選の投開票を実施し、元東京弁護士会会長の渕上玲子氏(69)の当選が決まった。法曹三者(弁護士、検察官、裁判官)で女性がトップに立つのは初めて。20日に開かれる選挙管理委員会での集計結果確定に伴って次期会長に正式決定し、任期は4月1日から2年間。

 渕上氏は当選が決まった後、緑のジャケット姿で記者会見。1949年の日弁連設立以来初となる女性トップの就任に当たり「大変責任は重い立場だが、日弁連の男女共同参画を体現する存在として、全身全霊で会務に取り組んでいく」と抱負を語った。

 渕上氏は長崎県出身。83年に弁護士登録した。