金額、日付不明の支出も

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共同通信
自民党が追加資料として提出した政治資金収支報告書の訂正リスト

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡る各国会議員による政治資金収支報告書の訂正で、派閥から高額の還流などを受けた議員に金額や日付を「不明」とする支出の計上があり、国会で野党の追及が強まっている。識者は「民間企業ならあり得ない」と指摘する。

 萩生田前政調会長が代表の「自由民主党東京都第24選挙区支部」は、収支報告書を訂正、派閥の寄付収入計1952万円を追加した。

 一方、支出は「政治活動費」で会食費や宿泊費などを追加したものの、他に不明の支出があると記載。結果として、いずれの年も収入と支出総額、繰越額も不明とする異例の訂正となっている。

 高木前国対委員長の資金管理団体は寄付収入計865万円を計上した一方、「会合費」「お品代」「交通費」の項目で金額や日付が不明の支出を追記。

 二階元幹事長の資金管理団体は、寄付収入1768万円を計上する一方で、支出では「書籍代」として計約3470万円を追加で計上している。

 高千穂大の五野井郁夫教授は「企業や事業主であれば、あり得ない会計処理」と指摘した。

収支報告書訂正で「不明」や不自然な支出がある主な議員