厳罰求め、署名7万5000筆

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共同通信
事故現場付近に花を供え、手を合わせる佐々木多恵子さん(右)ら=12日午後、宇都宮市

 2023年2月に宇都宮市の国道で、時速160キロを出して走行していたとみられる乗用車に追突され、バイクの男性が亡くなった事故から14日で1年となる。男性の妻佐々木多恵子さん(59)が12日、現場に花を供え、乗用車を運転していた被告(21)を「なぜ危険運転致死罪に問えないのか」と苦しい胸の内を語った。厳罰を求める署名は7万5千筆を超えた。

 亡くなったのは一匡さん=当時(63)=。乗用車を運転していた被告は自動車運転処罰法違反(過失致死)罪で起訴され公判中。佐々木さんは同法の危険運転致死罪の適用を求める署名を集め、宇都宮地検に提出している。