武器供与見直し呼びかけ

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共同通信
昨年10月、記者会見するEUのボレル外交安全保障上級代表(AP=共同)

 【ブリュッセル共同】EUのボレル外交安全保障上級代表は12日、パレスチナ自治区ガザを攻撃するイスラエルへの武器供与の見直しを各国に呼びかけた。ブリュッセルでの記者会見で「あまりにも多くの人が殺されていると思うのであれば、武器の提供を減らすべきだ」と述べた。

 軍が地上侵攻を準備するガザ南部ラファを巡っては、住民が既に逃げ場を失っているとして「月にでも避難させるつもりか」と語り、イスラエル政府を批判した。

 昨年10月のハマスによるイスラエル奇襲にスタッフが関与したとの疑惑を受け、国連パレスチナ難民救済事業機関への支援停止の動きが広がっていることに「人道的災害の拡大を招く」とも表明した。