冬なのに、夏日観測

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共同通信
河津桜や菜の花が見頃を迎えた神奈川県松田町の西平畑公園を訪れた観光客ら。季節外れの暖かさとなり、薄着の人も見られた=20日午後

 暖気の影響で、日本列島は20日、太平洋側を中心に気温が上がり、季節外れの暖かさとなった。群馬県高崎市で25.7度など最高気温が25度以上の夏日を本州で今年初めて観測。全国915観測点のうち90地点で2月の観測史上最高を記録した。

 気象庁によると、太平洋側では前日の暖気が残り、日が差して気温が上昇した。21日以降は冷たい空気が流れ込み、寒さが戻るため、体調管理に注意が必要だ。

 他に夏日を観測したのは、群馬県伊勢崎市25.4度、同県桐生市と千葉県横芝光町25.0度。2月の史上最高だったのは、群馬県で夏日を記録した3地点や、24.9度の埼玉県鳩山町や高知県四万十市江川崎などだった。