新潟、母の遺体遺棄疑いで男逮捕

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共同通信
新潟県警

 新潟県警は21日、新潟市西蒲区井随の自宅で同居する73歳の母の遺体を放置したとして、死体遺棄の疑いで農業佐藤甚一容疑者(46)を逮捕した。県警によると昨年9月28日午前、木造平屋の自宅が火災で全焼し、母の遺体を発見。その後の捜査で死後約1週間放置されていたことが判明した。

 逮捕容疑は昨年9月21日ごろ、自宅で母福枝さんが死亡しているのを分かっていながら放置した疑い。県警は「捜査に支障が出る」として認否を明らかにしていない。

 県警によると、佐藤容疑者は長男で、当時は母と2人暮らしだった。出火時は外出していたという。県警は死亡の経緯を捜査するとともに、出火原因を調べている。