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共同通信
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【ワシントン共同】「大統領選はもうすぐだ。米国の歴史上、最も重要な1日になる」。スーパーチューズデーで圧勝した共和党のトランプ前大統領は5日夜、笑みを浮かべながら本選を見据えた。大敗を喫したヘイリー元国連大使は5日、地元のサウスカロライナ州に滞在したまま沈黙。一夜明けて撤退を表明し、選挙戦に幕を引いた。
トランプ氏はフロリダ州パームビーチにある私邸で集会に参加。支持者らに迎えられ、壇上で拳を握り締めた。国境に殺到する不法移民の問題や長引くインフレ、ロシアのウクライナ侵攻、緊迫化する中東情勢を次々に列挙。自身の大統領在任中には起きなかったと述べ、バイデン大統領の「失政」だと繰り返した。