繰り返し謝罪も被害者反発

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共同通信
ガーシー被告

 動画サイトへの「暴露投稿」による暴力行為法違反などで有罪判決が言い渡された元参院議員ガーシー(本名・東谷義和)被告は、5回に及ぶ公判で繰り返し謝罪や反省の言葉を口にした。被害に遭った俳優綾野剛さんらは「反省しているような発言こそしているが、中身がない」などと反発している。

 「芸能界の闇が深く、世の中に知らしめないと駄目だと思った」。被告は公判で、投稿の理由を説明した。「暴露系」のスタイルは知人の提案だったとし「キャラ設定をされ、正直しんどかった」とも釈明した。

 関係者によると、被害者のジュエリーデザイナー福谷公男さんが起こした名誉毀損による損害賠償請求訴訟で、被告は当初こそ不法行為の一部を認めたものの、刑事裁判の終結直前に撤回したという。

 こうした姿勢もあり、被害者は謝罪を額面通り受け取っていない。「仕事を続けられないと思った。しばらくは影響が続く。絶対に許される行為ではない」。綾野さんは公判で検察側が読み上げた意見陳述書で、こう批判。福谷さん側も取材に「あまりにも対応が不誠実」と憤りを口にした。