働き方改革訴え法案提出

Published by
共同通信
サンダース米上院議員(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米民主党系無所属のサンダース上院議員は14日までに、全米で給与を減らすことなく、標準的な労働時間を週40時間から32時間に短縮するための法案を提出した。週4日勤務(週休3日)を目指す。

 ワーク・ライフ・バランスへの関心や人手不足を背景に、日本政府も2021年の経済財政運営の指針「骨太方針」で選択的週休3日制の導入を促している。米国は公正労働基準法で週40時間が法定労働時間の原則だと規定。日本も労働基準法で原則週40時間、1日8時間としている。

 サンダース氏は「何百万もの人が数十年前より低い賃金で長時間働いている。それを変えなければならない」と訴えた。