地震義援金の給付申請窓口を設置

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共同通信
義援金の申請をする能登半島地震の被災者=18日午前、石川県七尾市

 石川県は18日、能登半島地震で全国から寄せられた義援金に関し、被災者からの給付申請窓口を設置した。県によると、11日時点で363億円が集まった。大きな被害が出た輪島市など6市町の全住民約12万人に1人当たり5万円を配る。

 対象は輪島市のほか、七尾市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町。窓口は役場庁舎などのほか、2次避難者の利便を考え、金沢市にも2カ所を設置。

 七尾市の窓口には18日午前の開設直後から被災者が相次いで訪れ、制度について職員に相談する姿が見られた。

 オンラインと郵送による申請は2月26日に始まっており、県によると、3月13日までに計6万件超の申し込みがあった。