台湾、香港人に深い同情

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共同通信
国家安全条例案を審議する香港立法会=19日(AP=共同)

 【台北共同】台湾外交部(外務省)の劉永健報道官は21日の記者会見で、香港立法会(議会)が可決した国家安全条例について「香港人の置かれた立場に深い同情を示す」と語った。

 米欧が同条例を批判する中、中国が可決を祝福したことに言及し「中国は文明的な価値観の反対側に立っている」と批判した。

 劉氏は「香港人が民主的な自由を追求することを支持する」とした上で「台湾は香港(の状況)を教訓として民主的で自由な制度を守り続ける」と述べた。