ガザ最大病院襲撃、150人殺害

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共同通信
21日、パレスチナ自治区ガザ北部ガザ市で、イスラエル軍によるシファ病院への攻撃から逃れる人々(ゲッティ=共同)

 【エルサレム、カイロ共同】イスラエル軍は22日、パレスチナ自治区ガザ北部ガザ市にある地区最大のシファ病院の再襲撃で、殺害したイスラム組織ハマス戦闘員は150人以上になったと発表した。幹部も含まれると主張し、戦闘休止に向けて間接交渉を続けるハマスへの圧力を強めた。拘束者は約600人。ガザ当局は病院内で患者13人が死亡したと非難した。

 シファ病院への再襲撃は18日に始まった。軍はハマスと共闘する過激派「イスラム聖戦」幹部らが投降したと主張した。ガザ当局によると、患者13人が死亡したのは軍が電力供給を遮断し、酸素吸入器が使えなくなったことなどが原因という。