木上さん絵本がアニメ化

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共同通信
アニメ「小さなジャムとゴブリンのオップ」の一場面(エクラアニマル提供)

 2019年の京都アニメーション放火殺人事件で、犠牲になった木上益治さん=当時(61)=が携わった絵本「小さなジャムとゴブリンのオップ」のアニメが完成し、東京都内で24日、試写会が開かれた。元同僚で、アニメ化を主導した制作会社「エクラアニマル」の本多敏行さん(73)は「木上君は小さい子ども向けのものを作りたいと常に考えていたと思う。『よくやってくれた』と言ってくれるんじゃないか」と語った。

 見習い魔法使いのジャムが、ひねくれ者の友人オップと関わる中で次第に勇気を持つようになり成長する物語。木上さんは絵本のストーリーやレイアウトを手がけた。