プーチン大統領「ISが実行」

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共同通信
銃乱射テロを受けた対策会議に出席するプーチン大統領=25日、モスクワ(タス=共同)

 ロシアのプーチン大統領は25日、モスクワ郊外のコンサートホールで22日に起きた銃乱射テロを受けて治安当局との対策会議を開き、過激派組織「イスラム国」(IS)のメンバーが実行したと明言した。ウクライナの関与を疑う姿勢も改めて示した。ロシア連邦捜査委員会のバストルイキン委員長は会議の中で、死者が139人になったと報告した。

 プーチン氏は「過激なイスラム主義者による犯行だ」と指摘。ウクライナによるロシアへの越境攻撃や民間インフラ砲撃と同様に、銃乱射テロも市民を標的にして社会を混乱させようとしているとして「論理的に適合する」と主張。ウクライナの関与が疑われるとの見方を示した。(共同)