トランプ氏の対日重視不変

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共同通信
アレクサンダー・グレイ氏(共同)

 【ワシントン共同】トランプ前米政権で大統領副補佐官としてインド太平洋戦略の策定に関わったアレクサンダー・グレイ氏は3日、共同通信の取材に応じ、11月の大統領選でトランプ前大統領が返り咲いても、米国の日本重視は変わらないとの見方を示した。国家安全保障上の最大の脅威は「中国だ」と強調した。

 グレイ氏は「トランプ氏は在任中、日米同盟の重要性を何度も確認した。それが変わると考える理由はない」と述べた。

 岸田文雄首相とバイデン大統領による10日の首脳会談では、在日米軍司令部の機能強化へ「進展がありそうだ」とし「私は日米関係の将来に楽観的だ」と語った。