2023年のアメリカの赤ちゃんの名前ランキングが明らかになった。米社会保障局(SSA)のデータによると、男の子は「Liam」、女の子は「Olivia」が1位だった。この2つは5年連続してトップの座を保っている。男の子は「Noah」「Oliver」と続く。女の子の2位は「Emma」、3位は「Charlotte」だった。CNNが 14日伝えた。

特筆すべきは「Mateo」。男の子のランキングで前年の11位から6位に躍進した。ラテン系で「神様の贈り物」という意味。昨年生まれた男の子1万1000人にこの名前がつけられた。名前に関するサイト「Nameberry」の編集長、ソフィー・キムさんは「これほど大きくランクが上がるのは珍しい」と指摘。「ラテン系の名前がトップ10に入るのも初めて」と話す。
キムさんは人気の理由として米国でラテン系の人口が増えていること、Mateoが異文化にもアピールすることを挙げている。「Mathewよりも親しみやすい感じがする」と分析する。Mateoの上昇で「Benjamin」がトップ10から脱落した。
ソーシャルメディアの影響もありあり。女の子の「Kaeli」が678位に上がった。これはユーチューブやTikTokのスター、Kaeli McEwenに「いいね!」をつけた結果だ。TikTokのフォロアーが1470万人というMcEwenさんは「ちょっとびっくり。今まで同じ名前の人に会ったことがない」とコメント。「Kaeliのスペリングは大好き。人気が出てきたのは素敵」と続けている。
男の子では「Chozen」。813位にジャンプした。webTVドラマの「コブラ会」の登場人物、「渡口長善」からきている。15年にナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のクォーターバック、キャム・ニュートンが息子の名前にChozenを選んで、注目を集めた名前だ。

ただ、昨年あれだけ人気を集めた「Barbie」は振るわなかった。昨年Barbieの名前をもらった赤ちゃんはたった32人。トップ1000にも入らなかった。「Ken」も同様だった。
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