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ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージー州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長)は7日、小学部の卒業式を挙行した。

卒業生3人の門出を祝い、会場には全校生が描いた卒業生の似顔絵が壁一面に飾られ、温かさがあふれる中での式となった。卒業に際し岡本学園長は「この学園で学び、体験したことを生かし人間として大きく成長していってほしい」と激励。式が始まって早々、感極まって泣き出してしまう卒業生や教員、在校生も多く、卒業生や育英学園に対する想いの深さがうかがえた。また、涙で言葉がつまる卒業生がいても、静かに見守る在校生の姿が印象的だった。6年生が、学園の行事で楽しい出し物を多数準備してくれたこと、休み時間には一緒に遊んでくれたことを思い出していたのだろう。
式の最後は卒業生が「旅立ちの言葉」を披露した。学園でのさまざまな思い出や保護者、教職員への感謝の気持ちを力強く述べ、「支えてくれる人への感謝を忘れず、誰かの支えになる立派な人間になります」と誓った。
卒業生や保護者からは「大好きな育英学園を卒業できて良かった」「育英学園で、子どもがどれだけ慕われて大切にされていたのかが分かりました。今までご指導ありがとうございました」と涙の中にも感謝の言葉が相次ぎ、教職員も晴れやかな表情だった。
「卒業後の進路はそれぞれ違いますが、どれだけ遠くに離れても、いつまでも応援しています!いつまでも『育英ファミリー』ですよ!(教職員一同)」
15、16日には育英サタデースクール、ニュージャージー、マンハッタン、ポートワシントン各校とサンデースクールの卒園・卒業式が行われた。(情報・写真提供:ニューヨーク育英学園)
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