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訪日する外国人の数はうなぎのぼり。ただ、どの観光地でも欠点はあるものだ。日本の場合は、「ごみ箱が少ない」「言葉の壁」「観光地や駅、レストランが混みすぎている」などがリストの上位にあるとの調査結果が発表された。ソラニュース24が8日、伝えた。

調査を行ったのは国土交通省傘下の観光庁。昨年7〜12月、訪日外国人4189人に離日の際、何が不便だったか、どんな問題があったかを直接聞き、結果を集計した。1位は「何もない」だった。回答者の51.1%が全く不便さを感じることがなかった、問題がなかったとしている。前年の29.7%から大きく改善。2019年には14.5%だった。
2位は「ごみ箱が少ない」の21.9%。自分のごみは自分で持ち帰るというのが日本の常識。だから多くの日本人はバッグを携帯している。さらに、電車やバスの中での飲食は日本のエチケットに反する。だから、日本でごみ箱が急に増えるとは想像しにくい。ただし、自動販売機の横には必ずと言ってよいほど、空き容器専用のリサイクルボックスが設置されている。
「言葉の壁」が15.2%で3位。レストランや商店、ホテル、駅などで日本語以外の言葉を使う従業員がおらず、コミュニケーションが取りにくいと答えている。
以下、「観光地や駅、レストランなどの旅行客が使う場所が混みすぎている」が13.1%、「バスや電車、地下鉄などの公共交通機関の乗り方が分かりにくい」が12.3%、「駅やホテル、レストランのメニューなどの外国語表示が分かりにくい」が10.8%、「入国手続きに時間がかかる」が8.6%、「無料Wi-Fiや公共インターネットサービスを見つけにくい」が6.1%となっている。
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