ニュージャージー州ニューアークのボーイズ&ガールズ・クラブ・ オブ・ニューアークで4日、「2025年ニュージャージー・ダブルダッチ州大会」が開催され、ニューヨーク育英学園(ニュージャージー州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長)の8年生チーム「NINJA」が優勝、7年生チーム「SAMURAI」が準優勝を果たした。両チームは6月12日から3日間、サウスカロライナ州サムターで開かれる「World Invitational Championship」 にニュージャージー代表として出場する。

大会は、2本のロープを交互に回しながら演技を行う規定演技(ルーティン)、2分間の跳躍回数を競うスピード、1分間でどれだけの技を入れられるかなど難度と表現力を競うフリースタイルの計3種目の合計得点で順位が決まる。NINJAは難しいアクロバットを安定したロープワークの中でこなし、SAMURAIはミスの少ない演技で練習通りに力を発揮した。
NINJAの石川大夢さんは「より点数を伸ばせるように、まだまだ工夫する点がある」と、SAMURAIの南あおいさんは「ノーミスを目指していたが少しミスをしてしまった。悔しいが次の大会までに調整したい」と6月の桧舞台を前に抱負を語った。監督の笠間将平教諭は、「技術だけでなく、チームワークと礼儀を大切にしている。全米本選でも“育英スタイル”を貫きたい。悔いなく演技できれば結果はついてくる。子どもたちを信じて最後まで支える」と、さらなる飛躍を誓った。
ニューヨーク育英学園では幼児部からダブルダッチをクラブ活動に取り入れ、リズム感や協調性を育むプログラムを実施。世界大会で優勝経験をもつ笠間教諭が指導し、同学園は各大会で必ず上位に入るアメリカ屈指の強豪として知られている。(情報・写真提供:ニューヨーク育英学園)


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