2025年7月25日 COMMUNITY 教育レポート

サマースクールで囲碁・将棋に挑戦 こどものくに幼稚園

こどものくに幼稚園(ウエストチェスター郡ホワイトプレーンズ)は6月23日からサマースクールを開催中。第2週目は囲碁と将棋をテーマに活動した。日本の伝統的な遊びを知り、楽しむきっかけ作りを提供することを目的に行った。

真剣に取り組む、ちびっ子将棋士たち

囲碁も将棋もここアメリカでは初めて触れる子どもが多い。きんぎょグループ(3~4歳)は将棋の山崩し(山積みにした将棋の駒を、音を立てないように順番に取っていくゲーム)に挑戦した

「しーっ」と声をひそめながら、ゆっくりと真剣に駒を動かし、駒が取れたら静かに喜ぶ様子は見ていて微笑ましかった。また、かぶとむしグループ(5~7歳)は、動物将棋や五目並べなど、簡単なルールでできるものから挑戦した。将棋の指し方を知っている子どもが“先生”になり、将棋を知らない子どもが一緒に駒の動きやルールを学びながら遊ぶ姿も見られた。初めて「王(玉)」を詰むことができた子どもは、「もういっかいやってみたい」と目を輝かせていた。

新しい遊びに子どもたちは「初めてでよく分からないけどやってみよう」と挑戦し、喜びや自信を得ることができたようだ。(情報・写真提供:こどものくに幼稚園)

友達も応援。囲碁って、面白いね
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