合わせて読みたい記事
デルタ航空が単独での旅行者と出張者に対し、2人以上で予約した場合より1枚当たりの航空券の値段を高く設定していたことが判明。しかも、この価格設定はデルタ航空に限ったことではない。格安旅行の情報サイト、スリフティートラベラーが5月29日、伝えた。

写真はイメージ(photo: Unsplush / Kevin Woblick)
同サイトが毎日、数百の運賃を調査したところ、国内3大航空会社(アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空)の全てが、グループで旅行する場合よりも単独旅行者に高いチケット料金を課していた。その差が大きいケースもあった。ただ、この現象が必ずしも広範なものではなく、全ての路線で実施されてはいなかった。
例えば、ユナイテッド航空のシカゴ・オヘア(ORD)から近隣のピオリア(PIA)への6月の一人旅を検索すると、運賃は片道269ドルと表示。しかし、乗客を2人以上に増やすと、同じスタンダード・エコノミークラスの航空券が1人当たり181ドルになり、さらに、ユナイテッドのベーシック・エコノミークラスの運賃が突然表示され、さらに安くなる。これは、単独チケットを検索した際には選択肢にすらなかったものだ。
スリフティートラベラーは、1人分の運賃を検索する際に、2人分よりも高い運賃に遭遇するかどうかは、現時点では運次第としながらも、これまでこのような料金体系は「主にアメリカ国内線の片道チケットで確認されており、往復運賃や長距離国際線では確認されていない」としている。また、アラスカ航空、ジェットブルー、サウスウエスト航空などの他の主要な航空会社でもこの現象は確認されていない。この措置が最近始まったのか、数週間前や数カ月前からのものなのかも不明だ。航空会社が「新たな料金戦略をテストしている可能性もある」と指摘する声もある。
RELATED POST
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








