2025年10月12日 NEWS DAILY CONTENTS

アメリカで “最もハロウィンに本気” な街はどこ? 気になるNYのガチ度も判明

Steven Van Elk

小売メディア・配送業社のインスタカート(Instacart)の調査によれば、アメリカ人の74%が今年、自宅近所で「トリック・オア・トリート」をする予定だ。ただ、その本気度は、お菓子の豪華さ、屋外の飾り付け、ホストが仮装しているかどうかによって、大きく変わるとされる。調査によれば 55%が別の地域でトリック・オア・トリートを行い、そのうち22%は全く別の都市にまで「遠征する」とまで答えており、この国でのハロウィンへの本気度が伝わってくる。

ハロウィンの飾り付けはこの時期の風物詩の一つ(photo: Unsplash / Steven Van Elk)

そんななかインスタカートは「Scare Score(スケアスコア=本気すぎて怖い)」といった指標を使い、各地域のハロウィン度をインタラクティブマップで公開している。

◆ 1番ハロウィンに本気なエリアは?

インスタカートは昨年10月の購買データを基に、1人当りの①お菓子の購入量 ②コスチュームの購入数 ③飾り付け用材料の購入数を基準に、ZIPコードごとに100点満点で算出。加えて、キャンディ指数、コスチューム指数、デコレーション指数といったさらなる本気度の指標も公開している。

ハロウィンの飾りがあって、明かりが灯った家は「トリック・オア・トリート」歓迎のサインだ(photo: Miki Takeda)

ハロウィンの「本気度タウン」トップ10(ZIPコード、スコア)

1. ユタ州ドレイパー(84020、100点)
2. ユタ州レーヒ (84043、99.8点)
3. ニューヨーク州スカースデール(10583、99.8点)
4. ミシガン州バーミンガム(48009、99.8点)
5. イリノイ州ヒンズデール(60521、99.7点)
6. カリフォルニア州マンハッタンビーチ(90266、99.7点)
7. カリフォルニア州サンタモニカ(90402、99.7点)
8. ニューヨーク州ライ(10580、99.6点)
9. テキサス州オースティン(78746、99.6点)
10. カリフォルニア州サンノゼ(95125、99.6点)

幽霊やドラキュラ、黒猫は定番コスチューム(photo: Miki Takeda)

各エリアのスコアボックスには、Scare Scoreだけでなく、キャンディ、コスチューム、デコレーションの順位、そして「人気のお菓子」と「地域独自の好まれるお菓子」も表示されている。例えば、Scare Score 100点満点のユタ州ドレイパーでは、ピーナッツM&M’s、M&M’s、Twixなどが人気のようだ。

◆ NYで人気のハロウィンキャンディは?

ちなみに、トップ10入りしたニューヨーク州スカースデールとライで最も人気のキャンディは、
M&M’s、Reese’s Peanut Butter Cups、Snickers、Kit Kat。地域的に人気があるのが、Almond Joy、Crunch、Milky Way、HARIBO Goldbears、Sour Punch。トリック・オア・トリートに行く前に、ちょっと調べておけば、あなたも人気者になれるかも。

文・写真/Miki Takeda

                       
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