【18日付ニューヨークポスト】女性が大部分を占める看護師の仕事が「肉体的重労働」であることを認めていなかったのは性差別に当たるとして、ニューヨーク州看護師協会(NYSNA)と看護師らが2008年、ニューヨーク市を相手取り、米雇用均等委員会(EEOC)に起こしていた訴訟で、市はこのほど、2080万ドル(約23億5000万ドル)を支払うことで合意した。市内の病院で勤務する女性看護師1600人以上に支払われる。
訴状によると、「肉体的重労働」と判断された職業に就く人は50歳での早期退職と年金を満額で受給する権利を持つのに対し、市内で働く看護師は少なくとも55歳まで働くことを強いられてきたという。
NYSNAのジュディス・カッチン理事長は和解を「2004年から活動を続けてきたNYSNAの歴史的勝利。看護師がいかに過酷な仕事であるかが認識された」と歓迎した。
本日のデイリーサン
CNN速報
- シマウマ1頭、輸送車から脱走し約1週間逃げ回るも捕獲 米 05/05/2024
- 欧州到着後、姿消した子どもの移民は1日約47人 調査報告書 05/05/2024
- ガザ戦闘の死者数、3万4654人に増加 保健省発表 05/05/2024
- 全米各地の大学で卒業式 反イスラエル抗議デモの逮捕者2100人に 05/05/2024
- カイロでのガザ戦闘休止・人質交渉、成立まで数日か 05/05/2024
- 英イングランド地方選、野党・労働党の強さ鮮明 ロンドン市長が3選 05/05/2024
- 中国、東南アジアを結ぶ高速鉄道を計画 現状と今後の見通しは 05/05/2024
- ブラジル南部で豪雨続く 死者57人、行方不明373人 05/05/2024
- 英保守党、地方選で大敗 スナク首相に本物の苦境訪れる兆し 05/04/2024
- 中国の月探査機「嫦娥6号」打ち上げ、米国との宇宙競争過熱 05/04/2024