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マンハッタン区やブルックリン区の一部でこのところ、小さな虫の大群が目撃されている。地下鉄のホームでも目撃され、近寄らなければ見えにくいが、衣服や車の窓に付着すると、口や鼻から簡単に体内に入ってしまうため、呼吸するのも大変だという。人間やペット動物、植物には、無害だとみられる。
専門家はアブラムシだと指摘するものの、その種類や大量発生の理由は不明。コーネル・コーペラティブ・エクステンションの都市農業専門家、サム・アンダーソン氏は「アブラムシに違いないが、庭によくいる種類ではなさそうだ」と分析。スズカケノキの葉の樹液を食べるスズカケノキアブラムシだと推測している。
一方、ウーリー・アブラムシの性器を解剖して博士号を取得したニューヨーク・シティ・カレッジのデビッド・ローマン生物学教授は、ウーリー・アブラムシではないと断言。大群はオスかメスで、交尾相手を求めて飛び回っていると説明する。ニューヨーク市にはアブラムシが大量に生息しており、多くは他の捕食昆虫に食べられてしまうとされる。突然アブラムシの大群が出現した背景には、アブラムシの好む気象パターンが重なったという説が有力だ。アブラムシの大量発生に伴い、この虫を食べるテントウ虫や他の昆虫が大量発生する可能性が指摘されている。(6月30日、ゴッサミスト)
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