RELATED POST
記録的な降雪に見舞われたニューヨーク市で、電線からの漏電により散歩中の犬が感電する事故が相次いでいる。
2月初旬、マンハッタン区在住の女性がイーストビレッジで犬の散歩をしていると、突然犬が吠えて飛び上がり、道に倒れた。犬は無事だったが、足を引きずっていたという。
女性からの連絡で現場を訪れた電気・ガス供給会社コンソリデーテッド・エジソン社(コンエド)の職員によると、近くの建築現場の足場の設置が不適切だったため電線から漏電し、犬に29ワットの接触電圧がかかったとみられる。
また同時期、ロウワーイーストでは11歳のピットブルが感電死しており、チェルシーでも先週、漏電が見つかり、数時間にわたり道路1ブロックが閉鎖された。
電線は通常、電気が漏れないよう絶縁されているが、不適切な配線や電線の浸食、水に濡れることなどにより漏電を起こし、近くの標識やマンホールカバーなどを電気が伝わり、通行人や動物が感電することがある。
コンエドによると、雪を溶かすための塩で電線が侵食したり、雪解け水により濡れることで漏電が起こりやすくなるため、雪が多い年は、感電の報告が増加するという。
同社は夜間、漏電検出センサーを使いトラックで巡回調査を行っており、昨年は23件の感電の報告を受けたが、2004年の調査開始以来、感電は89%減少しているという。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








