2014年3月19日 NEWS

「配達嫌だった」 職員が郵便1000通以上を破棄

 ニューヨーク州ロングアイランド在住の郵便配達員の男が、配達担当であった1000通以上の郵便物を配達ルート途中のごみ箱などに破棄したとして、このほど起訴された。起訴状によると、男は犯行の動機について「配達するのが嫌だった」と告白している。
 ブルックリン連邦裁判所に提出された起訴状によると、この配達員はピーター・パスケット被告(24歳)。ロングアイランドのシーフォードおよびマサピクア地区の住民から「最近、郵便物が届いていない」などという苦情が地元郵便局に多数寄せられたことから、連邦捜査官が同地区の配達を担当する同被告の監視を開始、一連の犯行が浮き彫りとなった。
 被告は過去4カ月の間に10回以上、郵便物を破棄したことを認めた。
 パスケット被告は郵便物破棄の重罪で起訴召喚され、自己誓約により保釈が認められた。有罪となれば最高5年の禁固刑が科される。なお破棄された郵便物のうち、先月破棄された1018通が回収された。
 米郵政公社(USPS)の広報担当者によると、同被告は昨年6月に採用されたばかりだった。

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