2014年3月19日 NEWS

P.ジャクソン氏がニックス球団社長に 古巣で優勝目指す

 米バスケットボール協会(NBA)ニューヨーク・ニックスは17日、フィル・ジャクソン氏が球団社長に就任したと発表した。同氏は現役時代、同球団で2回の優勝経験を持ち、その後はシカゴ・ブルズやロサンゼルス・レイカーズのヘッドコーチとして歴代最多優勝を誇り、ファンからの信望も厚い。
 18日に会見を開いたマディソン・スクエア・ガーデン代表のジェイムズ・ドーラン氏は「とても嬉しい。フィルはチームの全ての決定を担当する」とコメントした。
 ジャクソン氏も「このような機会を与えられ、非常に光栄。ドーラン氏の球団勝利への思いが、私をここへ招いた」とし、「(自身の)スタートラインであるこの球団で、優勝を狙う」と抱負を語った。
 また同氏は、選手の補給について、高額年俸を受給するスター選手ばかりを獲得するわけではないとの意向も示唆した。
 ニックスの熱狂的ファンとして知られる映画監督のスパイク・リー氏はツイッター上で、「今も昔も、いつでもニックスファン。球団史上、とても大切な日となった」とコメントするなど、多くのファンが喜びのコメントを寄せている。

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