2014年3月28日 NEWS

グローバル高校に56校指定 14年度開始、32都道府県で

 文部科学省は28日、世界で活躍できる人材育成に向け、2014年度から始める「スーパーグローバルハイスクール」事業の指定高校に32都道府県の国公私立56校を選定したと発表した。指定期間は5年間。外国人教員確保や海外研修の実施などに係る経費を年間1600万円まで支援する。
 文科省によると、指定校では単に英語教育を充実させるだけでなく、世界の貧困問題について学んだり、海外展開に力を入れる地元企業と協力して国際的なビジネスについて考えたりするなど、生徒に世界的な視野で物事を考えさせるプログラムを導入する。
 指定校には全国の246校が応募し、文科省が有識者会議で審査した。今後、指定校などでつくる研究協議会も立ち上げ、各校の成果や課題を共有できるようにする。

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