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米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)ニューヨーク・ジェッツの元チアリーダーが、最低賃金を下回る不当な報酬で働かされていたとして、同チームを相手取り訴訟を起こしたことが6日、明らかとなった。
2012年シーズンの間、同チームのチアリーダー「フライトクルー」のメンバーとして活動していたクリスタル・Cさんの訴状によると、メンバーは1試合につき150ドルの報酬を受け取っていたが、時給換算にすると最低賃金を下回る3.77ドルで、経費を差し引くとわずか1.50ドルしか手元には残らなかったという。
原告によると、12年5月〜12月の間には週3回のリハーサルがあり、チャリティーイベントへの参加も強いられたが、これらはすべて無報酬で交通費も支給されなかったという。
またユニフォームのクリーニング代、チームから命じられたヘアスタイリング、化粧、ネイルケアなどにかかる費用はすべて自己負担で、試合当日は3時間半前までに会場に到着し、試合後30分は会場から出てはいけないという規則もあったという。
1シーズンに数億ドルといった高額報酬を受け取るアメフト選手と比較すると、あまりにも不公平であるとして、練習や移動などの時間分を考慮し、未払い賃金と業務に伴う費用の返還を求めている。
NFLではこれまでにも、オークランド・レイダーズやシンシナティ・ベンガルズ、バッファロー・ビルズのチアリーダーたちが報酬が不適切だったとして、同様の訴訟を起こしている。
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