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レティティア・A・ジェームス市政監督官の弁護士だった人権派弁護士が、タイムズ・スクエアで行われた親パレスチナ集会の通り道を妨げたとして逮捕された。
情報サイトDNAインフォが取得した刑事告訴によると、イスラム教徒であるチャウムトリ・ヒュクさん(42)は7月19日、夫と子どもたちがレストランのトイレを借りている間、店の外で待っていた。「歩道を歩き続けるように」と警官に言われたヒュクさんが「誰のじゃまにもなっていないのになぜ動かなければいけないのか」と言い返したところ、警官2人に壁に押し付けられ、その場で逮捕されたという。また警官は相当な理由もなくヒュクさんのかばんを調査し、夫と子どもが戻る前に警察署に連行した。
ヒュクさんが2日にマンハッタンの連邦裁判所で起こした訴訟によると、ニューヨーク市警察(NYPD)は、「不当で一方的な暴力」を働き、態度も「NYPD特有の、有色人種と、基本的人権を訴え抵抗する人間に対する過剰な警戒」だったと主張している。
ヒュクさんはデイリー・ニュースのインタビューに対し、「私の仕事は裏方でニューヨーク市民の助けになること」と話した。しかし再考し、自分の経験を通して「有色人種に対する警察の過度な警戒への認知を広めたい」と今回の訴訟に踏み切った。
ヒュクさんは逮捕の前日、衣料業界で働くバングラデシュ人の人権侵害問題に集中できるように休みをとっていた。
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