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大手コーヒーチェーン、スターバックスは5日、ニューヨーカーのコーヒーショップサービスへの期待に応えるため、新たなサービス「エクスプレス・スターバックス」のオープンをマンハッタン区で予定していると発表した。
この特急スタイルの主な特徴は、従来の店舗よりドリンク、フードメニュー共に数が少なく、作るのに時間のかかるメニューは展開されない予定。また、オンラインで事前オーダーを可能にし、デジタルシステムでの支払いに対応するなど、店舗内で並ぶ時間を極力減らす工夫がなされている。
また同社は、本拠地であるシアトルに約1400平方メートルに及ぶロースタリー(コーヒー焙煎所)を建設中。豆や焙煎にもこだわり、質の高い商品を提供することに焦点を置き、これらの特選焙煎コーヒーを、この5年以内にオープンする予定の100カ所の店舗に置くという。
サードウェーブ系コーヒーチェーンで、カリフォルニア発の「ブルーボトルコーヒー」に水をあけられている感の強いスターバックスが、世界的コーヒーチェーンとしての威厳を保つことができるのか、注目される。
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