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教室だけではなく、近場の博物館や美術館で授業を行う新しいスタイルの学校、「ミュージアム・スクール」が注目を浴びている。
「ニューヨークには素晴らしい施設が揃っている。それらを子どもたちの教育に使わないともったいない」と話すのはNYCミュージアム学校のダーリン・ミラー校長。マンハッタン区の高校としては高水準の卒業率97%を2014年に記録した同高校は、一般的な授業に縛られない新スタイルの授業を追求している。
週に一回、生徒たちはメトロポリタン美術館やセント・パトリック大聖堂、ジャパン・ソサエティーなど、学校近辺の芸術施設で社会学やスピーチ論についての授業を受けるという。「このような環境で学ぶことで、生徒たちは教室ではできない専門的な研究に打ち込むことができる。生徒たちからも好評を得ている」とジョエル・ロウィー教頭は話している。
教室外では教えにくいとされてきた数学も、橋や超高層ビルに足を運び、その設計を学ぶことで物理学の根本と結びつけるなど、新たな形で指導が行われている。この学校に通う生徒は「学校で学ぶことが現実社会でどのように活用されているか知ることで、今までよりも勉強に興味を持つようになった」と述べている。
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