RELATED POST
【27日付ニューヨーク市発表】ニューヨークのビル・デブラシオ市長は27日、家賃規制法の3年延長条例案に署名した。市では、空室率が5%未満であればニューヨーク州の家賃規制法を継続して適用することができる。2017年の調査によると、市の空室率は3.63%だったため、市は同法を21年4月まで延長できる。
調査は1965年以降、約3年ごとに行われ、市内の賃貸住宅の空室率や住宅戸数の測定に用いられている。州の家賃規制法は来年、更新が予定されているが、市長は家賃を法で規制されたアパートの確保や現在の賃借人の保護、また賃借人の将来の生活を保護するため、同法改正に対し闘うと表明している。
改正の内容は、①高額賃貸住宅を対象とした家賃統制除外の廃止(現在、2733ドル75セント以上の家賃の賃貸物件は、家賃統制の対象外となっている)②空室の20%値上げ廃止(現在、賃貸住宅が空室となった場合、新たに入居する賃借人の家賃を20%引き上げることが認められている)③各部屋またはビル全体の改築、修繕後の家賃値上げ幅の制限、など。
同市長は、「低家賃住宅の創出と同時に、違法に立ち退きを迫られる賃借人を守る」と述べた。

署名する市長(中央)(photo: Ed Reed/Mayoral Photography Office)
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








