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【15日付ニューヨークポスト】ニューヨーク州都市交通局(MTA)は15日、マンハッタン区とブルックリン区の一部の地下鉄改札で、非常口を開ける際に鳴らす警告音を試験的に再開した。
地下鉄の改札は回転バーを回して出入りするタイプが多く、近くに非常口と書かれた大きな扉があれば、ここから改札外に出ることもできる。非常口は中からしか開けられないが、自転車やスーツケース、ベビーカーなど回転バーから入れない場合は駅員に頼むと非常口から入ることもできる。
中から開けさえすればメトロカードを通さず改札内に入れるため、無銭乗車の温床となっていた非常口。防止策として2006年、市内約1400カ所で改札非常口を開けるたびに鳴る大音量の警告音が導入された。しかしMTAは14年12月、無銭乗車防止の効果が認められないとして、使用を中止した。
市交通局(NYCT)の顧客担当責任者、サラ・マイヤー氏は今回の試験再開について「市警察(NYPD)の要請に従ったもの」と説明している。どの駅で再開したかは明らかにされなかった。
この日、マンハッタン区ユニオンスクエア駅でも警告音が再開。ベビーカーを使う母親は「ゲートを開けるたびに耳をつんざくような音が鳴るのではたまらない」と嘆いた。コロンバスサークル駅でこの警告音を聞いた女性は「耳に優しい鼻歌のような音に変えてはどうか」と提案した。
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