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共同通信
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【コロンビア共同】米共和党の大統領候補選びでトランプ前大統領が指名獲得に近づく中、民主党政権維持を狙うバイデン大統領の支持率は低調だ。世論調査会社ギャラップの2月の調査では、支持率は1月の41%から38%に落ち込んだ。特に南部メキシコ国境に押し寄せる不法移民対策の評価が28%と低かった。
就任3年目の平均支持率は39.8%で、第2次大戦後の1期目大統領の中でカーター氏の37.4%に次ぐ低さ。トランプ氏は42.0%で3番目の低さだった。
政策別ではイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続く中東情勢への対応を支持する人も30%にとどまった。
調査は今月1日から20日にかけて実施された。