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共同通信
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【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は6日、議会下院の金融委員会で公聴会に臨む。FRBが事前に公表した草稿によると、パウエル氏は「物価上昇率が持続的に2%に向かっているとの確信が深まるまで、利下げは適切ではない」とし、早期の利下げ開始に改めて慎重な姿勢を示した。
FRBが昨年12月に公表した経済見通しでは年内に3回の利下げを見込み、市場では利下げの開始時期が焦点。パウエル氏は1月の記者会見でも次回連邦公開市場委員会での利下げに慎重な見方を示していた。
草稿では「今年のある時点で利下げを始めるのが適切である可能性が高い」としつつ、経済見通しは「不透明だ」と強調。