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いよいよ今週末から始動する自転車シェアリングプログラム「Citi Bike(シティバイク)」だが、市民の中には安全面を懸念したり、ステーションの設置場所などについて不満を持つ人も多くいるようだ。
同プログラムに対する市民の不満や懸念を共有する場として、同市第2地域委員会はこれまでに、意見交換を行う集会を開いた。
集会である女性は「ステーションが設置されたため、自宅の前に消防車が止まれなくなる」と述べ、自転車置き場が緊急時に消防車や救急車の妨げになることを懸念事項に挙げ、また別の女性は「車椅子を使用している障害者や高齢者は、自宅の前で車やタクシーに乗り降りできず、大きな負担となる」と訴えた。
ステーションの設置により、ただでさえ少ない路上駐車スペースがさらに不足すること、グリニッジビレッジでは、歴史情緒溢れる外観が損なわれることを懸念する声なども聞かれた。
一方、同プログラムを支援する市民は「消防車はステーションの横に停め、隊員は自転車の間にホースを通せば良いので問題ない」と緊急時の対応方法を心配していない様子。
同地区に長年住む住民も「車や大きなトラックの代わりに自転車が増えるのであれば賛成」とコメントした。
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