4月28日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、廃業に追い込まれたニューヨーク市内のクリーニング店が、巨大企業マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)を相手取り、訴訟を起こしたという。
「働き蜂(Busy Bee)」という名の同店は、家族経営で小規模ながらもMSGやその子会社であるラジオシティ・ホール、ビーコン・シアターで使われるユニフォームなどの洗濯を一手に請け負う専属契約を結んでいた。10代のころから働いているマネージャーのデニス・ヒギンズさんによると、2014年9月にMSGが洗濯に出す枚数を約40%も少なく申告していることに気がついたという。
ヒギンズさんの弁護士によると、この過少申告は、MSGが13年に導入したユニフォームに電子タグを埋め込むというシステムに起因する問題だという。同店は不足分支払いを請求する代わりに専属契約を17年まで延ばすことで合意しようとしたが、MSGはこれを拒否して専属契約を終了したため、やむなく廃業に追い込まれてしまった。そこで同店は、50万ドル(約5300万円)の損害賠償を求め提訴に踏み切った。
MSGは、「この店では、従業員に対して不当な待遇があったとの申し立てを聞いており、われわれは当然の権利を行使したまで」とコメントしている。
「働き蜂」がMSGを訴訟 契約終了で廃業に
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