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日本航空(JAL)は26日、ワシントン州エバレットのボーイング工場で、最新鋭中型ジェット旅客機787「ドリームライナー」2機を受領した。同日、日航はボーイングとGE・アビエーションの代表及び関係者を招き記念式典を開催、その後、1号機は成田空港へ向けて飛び立った。
日航の植木義晴社長は今回の納入について「当初より3年遅れたことは残念たが、遂に実現して安堵している。ただただ嬉しい」と喜びの胸中を語った。
日航のボーイング787は国際線仕様で、ビジネスクラスが42、エコノミークラスが144の全186席。キャビンは「快適さ」を追求しており、食事や睡眠などシーンに合わせた照明の選択、広々とした天井、大きな窓など、乗客に対する心遣いが至る所に垣間見ることができる。さらに、女性の大敵である乾燥や気圧への対策も施されている。
同機は炭酸繊維複合材を使用することにより、従来の同型機と比較して運航経費を2割削減。騒音も少なく、環境に配慮したエコフレンドリーな機体を実現した。
初号機は4月22日に新規開設する成田—ボストン線に導入され、今後は成田を拠点に、デリー、モスクワ、サンディエゴ、シンガポール、ヘルシンキ行きなどが順次開線する。
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