大戸屋NY チェルシー店オープン

 日本の家庭料理を提供する大戸屋ホールディングスが5日、マンハッタン区に北米初となる大戸屋ニューヨーク チェルシー店を開店する(8 West 18th St, NYC)。

 オープンを直前に控え、報道陣、関係者約100人を招待して行われた3日のレセプションパーティーには、日本から株式会社大戸屋ホールディングス代表取締役会長の三森久實氏も出席。同氏は今回の北米初出店について「(車など)ほかの産業と同じように、日本のすばらしい食文化を通し、日本から世界ブランドを作っていきたい」と述べ、「世界の食堂」を目指す意向をあらためて強調した。

 焼き魚や丼ものなど定食を得意とする同チェーンだが、ニューヨークチェルシー店でもランチは常時50種類以上の定食セットを提供(15ドル〜)。米国ではなかなか食べられない肉厚の焼き魚や、今回ニューヨーク初解禁となるシルキーポーク(四元豚)を使ったトンカツや炒め物、煮物など、懐かしの日本の味を炊きたてご飯と共に味わうことができる。
 ディナーにはお酒に良く合う一品料理が豊富に揃うほか、ニューヨーク チェルシー店オリジナルメニューも楽しめる。

 大戸屋グループは日本全国に250店舗以上を構えるほか、タイや台湾などアジア諸国でも事業を展開、海外における日本食人気の牽引役として常に新しいものを提供している。
 詳細は、www.ootoya.comを参照。

レセプションパーティーで今後の展望を語る大戸屋ホールディングス代表取締役会長の三森久實氏(右)と同社長の麻生和男氏(photo: Takeuchi)