RELATED POST
次期ニューヨーク市長候補とされる市議ら4人が一丸となり、後期中絶法案の改革に取り組んでいる。
2日にマンハッタン区のシティホールで行われた後期妊娠中絶の許容に関する集会に、同市議のクリスティン・クイン氏、ビル・デ・ブラシオ氏、市会計監査官ジョン・リュー氏、ブルックリン区区長スコット・ストリンガー氏ら次期市長選の候補とされる4人が参加。妊娠5カ月でも妊婦の健康に影響する場合、堕胎を許容するよう法律を改新するべき、と訴えた。
現在、ニューヨークの州法において妊娠後期の中絶は、母親の命が差し迫って危険な状態の時のみ許可されており、妊娠により母親の病気の治療が困難な場合には許されない。
今回提出された後期妊娠中絶を巡る改革法案では、妊婦の命が危険にさらされた場合にだけでなく、妊娠により女性が病気の治療を受けられない場合にも中絶ができるようにし、母親の権利を広げようとするもの。
だが、この改革法案の反対派は「女性の健康」というあいまいな表現を利用し、中絶を希望する人が増えることを危惧している。州カトリック議会のキャサリーン・ガラハー氏は、「中絶自体の発生率を減らす目的で法の改革を提案しているが、このような法律を設けることで逆に簡単に中絶手術が受けられるという認識が浸透してしまう」と非難する。州当局によると、2010年の州全体の中絶率は30%だったのに対し、市では37%と非常に高かった。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








