RELATED POST
ブルックリン区、クィーンズ区、ブロンクス区で流し営業する「アウターボロータクシー」の実現が危ぶまれて来た。ニューヨーク州最高裁判所裁判官アーサー・インゴロン氏は1日、ニューヨーク市が市内のタクシー営業許可証である1件100万ドル相当のメダリオン2000個以上と、マンハッタン区以外の地区でタクシー営業するための1万8000の特別運転免許の販売に、一時的差し止め命令を出した。
同市のマイケル・ブルームバーグ市長は、新たなメダリオンを売る計画の承認をすでに州から得ており、来月にもメダリオンの販売が始まるところだった。
イエローキャブと差別化を図るため、うす緑色のボディーをしたアウターボロータクシーは、イエローキャブの戦地であるマンハッタン区内の営業を制限することで合意。業界に影響を与えることはないとされていたが、イエローキャブ側がメダリオンの価値が下がるうえ、収益に悪影響が出る恐れがあるとして同サービスの開始を阻止しようと働きかけていた。
インゴロン裁判官は、75年間市議会に委ねられてきた市のタクシーサービスが、市議会の決議を無視し州に委任されるのは問題だ、と結論づけた。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








