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情報提供に謝礼金3000ドル NJ、ヨット遭難の虚偽通報で
11日午後4時20分ごろ、ニュージャージー州サンディーフックの沖合でモーターヨットが爆発し、転覆したという何者かによる虚偽の報告がなされた事件で、同日、海上保安庁は容疑者逮捕に繋がる情報提供者に、謝礼金3000ドルを支払う旨を発表した。
乗客21人を乗せた「ブラインドデート」と称するモーターヨットが爆発し、乗客全員が救命ボートに移ることができたが、数人がけがをしたという通報を受け、海上保安庁およびニューヨーク市警察庁(NYPD)はヘリコプターを出動するなど長時間にわたる大規模捜査を実施。だが、事故現場は見当たらず、通報が虚偽であったことが判明した。
この捜索には200人以上の救援者が出動し、広域な捜索と救助隊配備などで数10万ドルが発生した。
虚偽の遭難通報は連邦法において重罪となり、5年~10年の実刑および25万ドルの罰金、沿岸警備隊への救助代賠償が課せられる。
サンディーフックでは昨年6月にも同様の事件が発生しており、10時間の捜索で8万8000ドルが費やされたが、犯人はいまだ逮捕されていない。
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