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横浜市の小中学生4人が10月27日から6日間、同市の取り組みである「よこはま子ども国際平和プログラム」の一環で、ニューヨーク市を訪れた。子どもたちは国連本部やユニセフ本部、国連日本政府代表部を訪問し、国連広報担当事務次長のピーター・ランスキーティフェンサル氏や、ユニセフの事務局次長であるドミニク・ハイド氏と面会。横浜市長の林文子氏のメッセージと、同市内の児童生徒が集めた平和募金約1125万円を手渡した。
この訪問は、1986年に国際連合から「ピースメッセンジャー都市」の称号を授与された横浜市が毎年夏に開催する「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」の市長賞受賞者4人を、「ピースメッセンジャー」として国連本部に派遣するというもの。
「自分たちにできる国際平和への取り組み」がテーマのことしのコンテストには、市内の4万8000人の小中学生が応募し、山下颯斗さん(元街小学校6年)、中南綾香さん(下野庭小学校6年)、中村萌芳さん(軽井沢中学校3年)、鄭智彬さん(港中学校3年)の4人が選ばれた。
日本に住み始めて3年という中国人の鄭さんは、一人ひとりが国の違いを超え「相手の立場に立って物事を考えることが平和に繋がる」と訴えたスピーチで入選。訪問4日目に体験入学した国連学校について、「いろんな国の人が集まっているのにみんな仲良くしていて、これが本当に平等な世界だと感じた」と話した。
ニューヨークに来て「堂々と意思表示をする文化や考え方の違いに衝撃を受けた」と話すのは、海外は今回が初めてという中南さん。帰国後の報告会で日本の小中学生に伝えたいこととして、「自分の意志を強く持っていいんだということ」を挙げ、将来、国際平和に向けて「みんなを引っ張っていきたい」と意気込みを語った。
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