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流行が次々に移り変わることで知られるニューヨークだが、ここ数年で急速に人気が高まっている食品のひとつがヨーグルトだ。アイスクリームの季節が終わり、これから冬に向けてますます需要が高まることが予想されるが、ニューヨーク州内の酪農場では原料となる牛乳の生産が追いつかなくなる恐れが出ているという。
米公共ラジオ局NPRによれば、濃厚なグリークヨーグルトをはじめとするヨーグルト製品の人気が高まるにつれて、ニューヨーク発ブランドのファージュや、ニューヨーク市内に専門店も出店しているチョバーニなど、大手の地元ヨーグルトメーカーの躍進が目ざましい。
その一方で、同州の中小規模の酪農場では、設備や農場面積の不足により、思うように生産量を伸ばせない状況が続いているという。
ニューヨーク州は州内の酪農家を対象に、設備投資のための資金援助制度を設けるなど、乳製品の製造拡大に向けた政策を実施しているが、牛乳の販売規制に関する連邦法の影響もあり、これまでのところ目立った効果は出ていないようだ。
NPRのインタビューに答えた酪農家は、「生産量を大幅に増やすためには、設備を補強して農場の面積を広げなくてはならず、そのためには多額の投資が必要になる。これまでの業績を考えると、投資のリスクはあまりにも大きい」と語り、州政府の思惑とは裏腹に業務拡大に慎重にならざるを得ない現状を吐露した。
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