RELATED POST
4人が死亡し、60人以上が負傷したメトロノース鉄道の脱線事故で、運転士が事故直前、うたた寝状態だった可能性があることが、大手テレビ局NBC4の調べにより明らかとなった。同局によれば、警察当局への取材により、運転士が「電車が脱線した瞬間のことを思い出せない」と話していたことが分かっている。
事故では、脱線した列車がハーレム川の川岸を滑り落ち、乗客の一部は窓から外に放り出されるなどした。
事故のあった急カーブは、本来は時速30マイルでの走行が定められているが、回収されたブラックボックスからはカーブに差し掛かった段階で時速82マイルのスピードが出ていたことも判明。
このほか、ブラックボックスからは事故直前にブレーキがまったく効いていない状態だったことも確認されているが、ブレーキそのものには今のところ異常は見つかっておらず、人為ミスの見方が強まってきた。
AP通信によると、運転士は最近、夜勤シフトから日勤シフトに配置換えされていたという。
国家運輸安全委員会は現在、事故の原因究明に当たっており、乗務員全員への聞き取り調査を開始したほか、運転士らの携帯電話の履歴を調査しているという。
鉄道技師の労働組合によれば、運転士は現在「大きなショックを受けている状態」で、「乗客の命が失われたことに非常に動揺している」という。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








