NYUの学生が飛び降り自殺 薬物使用で錯乱か

 ニューヨーク大学(NYU)は28日、同大1年生のタイタン・ハイ・リーさん(18歳)が27日未明、大学寮の15階から飛び降り、自殺したと伝えた。リーさんは事件直前、幻覚症状を引き起こすサイケデリック・マッシュルームを食していたことが判明している。
 リーさんのルームメイトは「一緒にマッシュルームを食べた」と話しており、また別の男子生徒は、「事件直前に廊下で(リーさんと)擦れ違ったが、いきなり顔面を強く殴られた。明らかに正気ではなかった」と状況を説明している。
 NYUでは昨年11月にも飲酒した19歳の男子生徒が大学寮と隣のビルの隙間に挟まり、36時間身動きが取れなくなるという事故が起こっている。